こんにちは。女子大生マーケティング部2年の山本です。
最近、特別定額給付金の使い道についての話題をよく耳にします。生活費や趣味に費やす他にも、自粛期間でネットショッピングが捗ったために貯金をする、という声も周囲の女子大生から聞きます。
日本こどもの生き抜く力育成協会が2020年5月に4〜12歳の子どもを持つ世帯年収1,000万円以上の保護者に対して行なった「こどものマネー教育に関する調査」の調査結果を発表しています。
▼どのような方法でマネー教育を行なっていますか?
・お小遣い帳をつけさせる 46.4%
・新聞や専門書を読ませる 18.6%
・バーチャルゲームをプレイさせる 15.5%
・良い方法がわからない 10.2%
・マネースクール・講座に参加させる 4.7%
・実際に株式投資や外貨取引などをさせる 2.7%
・その他 1.9%
「お小遣い帳をつけさせる」と回答した人が半数近くいました。データを見ると、それ以外にまだこれといったマネー教育の方法は確立されていない、という印象を受けます。
最近はお小遣い調アプリやネットバンキングなど、スマホ1台でお金の管理が簡単にできるようになっています。
スマホ世代の女子大生は、お金の管理をスマホを使ってどのように行なっているのでしょうか。周囲の女子大生に聞いてみました。
●女子大生の声
▼どのようにお金の管理をしていますか?何か困っていることがあれば教えてください。
<銀行やカード会社の公式アプリ>
・操作性が悪く中々次の画面になってくれないのが使いにくい。
・メンテナンスが多く、残高確認がすぐにできない時がある。
・アプリを入れるにはスマホの容量が足りず、結局通帳記入している。
・カード使用は即時反映されるが、口座残高が減るのは引き落としのタイミングなので、結局今いくら使用しているのか分かりにくい。
・一定期間を過ぎると過去の履歴確認ができなくなり、結局通帳記入しないといけないのが不便。
<他アプリと連携して使える家計簿アプリ>
・スマホが壊れたり、データが飛んだりした時のことが心配。
・いくつものアプリと連帯しているので安全性が本当に信用できるのか気になる。
・時々他アプリと連帯しているのが切れてしまって困る。
・カード以外のキャッシュレスが即時反映されないのが少し不便。
・課金すると使える機能があるが、お金の管理に課金するの?と思ってしまう。
<手入力の家計簿アプリや紙のお小遣い帳>
・口座確認や、バイトのシフトによって変わる収入を確認したりと、アプリを行ったり来たりするのがかなり面倒。
・「食費」「交通費」などのカテゴリーがあるが、どこに入れていいか分からない時がある。
・画面は小さいのに操作ボタンは多いので使いにくい。
・キャッシュレスが増えると手入力のアプリや紙のお小遣い帳では不便。
・アプリがスマホにしか対応していないと、タブレット上では使いにくい。
・たくさん買い物をした日は記入するのがかなり面倒。
主に3つの方法に分類できたので、それぞれに分けて掲載をしてみました。使いやすさに満足できるスマホアプリやネットバンキングの機能はないようで、使いにくさや反映の遅さだと必ず何かしらの不便さがあるようです。
分かりやすくて使いやすく、またシステム的に安定性と安全性の高い金銭管理のスマホアプリが実現したら、女子大生世代の信頼を一手に集めることになりそうです。