女子大生と、美術館。

こんにちは、女子大生マーケティング部4年の紙上です。先日私は、国立西洋美術館で現在開催されている「ベルリン国立美術館展」に行ってきました。

目的は、大学でとっている美術史の講義の課題をこなすため。企画展や常設展の内容に沿って、事前に関連する語句や歴史的背景について指定の資料を用いて調査し、実際に美術館に赴いてスケッチやディスクリプションを行います。
通常国立西洋美術館の開館時間は17:30までですが、私の行った金曜日は、毎週20:00まで開館しています。これならちょっとお茶をしたりエキナカを散歩してからでも、時間を気にせず回れますね。
国立西洋美術館の最寄駅である上野駅のエキナカは、パンダアイテムがいっぱい!思わず探してしまいます。
エキナカを少し散策してから美術館に移動し、早速チケットを購入。常設展+企画展で1500円の予定が、受付で学生証を提示したところ、「お客様の在学されている大学はキャンパスメンバーに加盟されているので、800円になります。」と言われました。ちょっと得した気分です。
美術館のチケットです!
企画展の入り口では、より詳細な解説を聴くことができる「音声ガイド」が500円で借りられます。操作キー兼タッチペンにヘッドホンがつながっている形で、首に掛けられるようひもが付いています。今回は、共に配られる「音声ガイドシート」の写真をタッチペンでタッチすると、その作品についての解説が流れる仕様。計24件の作品について、女優の小雪さんが解説をされていました。
音声ガイドシート。
企画展は、「学べるヨーロッパ美術の400年」と銘打ってある通り、ヨーロッパ美術の流れを時間軸に沿ってわかりやすく学べる内容でした。最大の目玉は日本初公開のヨハネス・フェルメール作≪真珠の首飾りの少女≫ですが、他にも見ごたえのある作品ばかり。特にヤン・ダヴィッドゾーン・デ・ヘーム作≪果物、花、ワイングラスのある静物≫の細密描写は凄まじかったです。
私が美術史を学ぶ中で個人的に興味を持ったのが、キリスト教美術における「アトリビュート」の描かれ方。アトリビュートとは、西洋美術において特定の神や人物と共に描かれる、その人物(あるいは神)の属性や逸話、伝説を表すシンボルのようなもの。例えば日本で「鬼」といったら「金棒、角、虎皮のパンツ」といった姿で描かれる、というように、聖女カタリナは「壊れた車輪」、ペテロは「鍵」、マグダラのマリアは「香油壺」とともに描かれる、といった決まりがあるんです。
このアトリビュートを知っていると、絵画の中に聖人が並んでいても、「この人は○○を持っているからあの人だ!」ということがわかったり、反対に一見人物だけが描かれているような絵でも「この人は聖ラウレンティウスだから、きっとどこかにライオンが描かれているはず…!」と思って探してみると見つかるなど、ちょっとした間違い探しや推理ゲームをしているような楽しみ方ができます。この「ベルリン国立美術館展」でも、たくさんのアトリビュートを発見することができました!

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